おはようございます。
アイカの井上賢治です。
最近、時間管理にはまっています。
「究極のスピード仕事術」「究極のタイムマネジメント」
先月、今月と、時間管理を極めるセミナーに続けて参加。
毎朝、通勤時間に聞いているClubhouse(音声配信SNS)も
先月、今月は時間管理がテーマになっています。
この数年で働き方が大きく変化しました。
先月の私の残業時間は3.5時間。
数年前までは40~50時間の残業もざらにありましたが……
今は、限られた時間の中でいかに成果を出すのかに
焦点を当てています。
思考を変えることが第一歩ですね。
プライベートでも時間の節約ができるのではないかと考え、
先週は、初めてネットスーパーでお買い物。
これが想像以上に快適で、早くもクセになりそうです。
それでは、今回のメインテーマにいきましょう!
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■いま注目の「バイオマス」を取り入れよう
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我が家では、日曜日に一週間分の食材をまとめ買いしています。
そのため、割と大きめのエコバックを三つ持参。
突発的な買い物にも対応できるよう、
仕事用のカバンにも小さめのエコバックを常備。
そのため、先日ネットスーパーを利用した際に、
久しぶりにレジ袋を手にしました。
レジ袋の有料化がスタートしたのが、昨年の7月。
海洋プラスチックごみの削減や、CO2排出量の削減など
環境問題への対応が目的です。
環境省が立ち上げたキャンペーン
「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」では、
レジ袋を使わない人を6割にすることを目標にしています。
そんな中、現在でも無料配布されているレジ袋もありますよね。
無料で配布できる条件は、以下の三つのうちのいずれか。
(1)フィルムの厚さが50ミクロン以上
(2)海洋生分解性プラスチックの配合率が100%
(3)バイオマス素材の配合率が25%以上
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(1)フィルムの厚さが50ミクロン以上
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50ミクロンは、0.05ミリです。
厚手にすることで耐久性を上げ、
繰り返し使用してもらうことが目的。
コンビニやスーパーで使用されているレジ袋は
10~30ミクロンが一般的なので、だいぶ厚手ですね。
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(2)海洋生分解性プラスチックの配合率が100%
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海洋生分解性プラスチックとは、
その名のとおり、海の中で分解されてしまう新素材。
熱や光、微生物の働きによって、
最終的には水と二酸化炭素に分解されるそうです。
技術の進歩はすごいですね。
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(3)バイオマス素材の配合率が25%以上
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バイオマスとは、動植物から生まれた再生可能な有機資源のこと。
そのバイオマス素材が、プラスチックの重量の
25%以上を占めるものが対象です。
三つの中で、最も普及しているのではないでしょうか。
先日、手にしたレジ袋もこれでした。
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バイオマスマークとは
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最近、こちらのマークをよく目にしませんか。
https://www.jora.jp/biomassmark/
レジ袋の他、冷凍食品やスナック菓子のパッケージ、
化粧品のボトルなどにも見られます。
地球から伸びるクローバーを表現した、このマーク。
クローバーはバイオマスそのもの。
クローバーの左側は「B」の裏文字、右側は「P」をかたどっており、
バイオマス製品(Biomass Product)を表しています。
【出典:一般社団法人日本有機資源協会】
生物由来の資源を利用している商品には、
このバイオマスマークを表示することができるのです。
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印刷にもバイオマスを
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このバイオマスマーク。
紙の印刷物にも表示できるのをご存知でしょうか。
バイオマスの紙?
いいえ、そうではありません。
紙と並んで、印刷に欠かせないもう一つの要素。
そう、インキです。
インキを「バイオマスインキ」にすることによって
紙の印刷物にもバイオマスマークを表示することができます。
「バイオマスインキ」とは、植物由来の資源から成分を抽出し、
製造されたインキのこと。
ご存じのとおり、インキに使用される溶剤は油です。
石油資源の枯渇は大きな社会問題。
当然、石油は使用すればするほどなくなっていきます。
ところが植物であれば、使ってもまた育つ。
まさに持続可能な資源と言えます。
植物が成長する過程では、光合成により二酸化炭素を吸収。
地球温暖化の抑制にも効果的なんです。
原料には、米ぬかや被子植物の種など
食用には適さないところが使われています。
それによって新たな産業が生まれ、
農家の所得増大につながるところもうれしいポイントですね。
SDGsへの関心が高まる中、いま注目の「バイオマス」。
自社の印刷物にも、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
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■お知らせ
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◎コロナ復興支援
「プレミアム商品券」の印刷もお任せください。
針金なしのエコ製本
コピー防止、透かしやマイクロ文字など
さまざまな偽造防止をお選びいただけます。
◎2022年カレンダーも引き続き受付中
カレンダーの名入れサービス。
2022年も多彩なラインナップが揃っています。
▼デジタルカタログ
https://www.calendia.jp/dc/2022calendarcatalogue/index.html
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■編集後記
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今日は「バイオマスインキ」を取り上げました。
印刷会社の人と話すときには、
ぜひ「インク」ではなく「インキ」と言ってみてください。
たった一つの言葉の違いで、それっぽく見られます。笑
9月2日(木)に、株式会社ワン・パブリッシングから
『印刷ボーイズに花束を 業界あるある「トラブル祭り」3』
が発売されました。
▼参考リンク
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000232.000060318.html
「印刷ボーイズ」は印刷業界人や広告、出版に関わるデザイナー、
イラストレーターなどに支持されている印刷業界マンガ。
マンガ本編を楽しめるのはもちろんですが、
今回は、印刷用語の基礎を辞典としてまとめた
「印辞苑」も見どころの一つ。
使う言葉によって、業界に精通しているかが分かりますからね。
新入社員など、業界用語を覚えたい人はもちろん、
専門用語を分かりやすく解説したい業界人にも
役立つのではないでしょうか。
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