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アイカTOKYO.netでは、毎月1回、印刷に関するお役立ち情報をお届けしています。
(第3月曜日に配信)

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ポイント1プロの視点に思わず納得

印刷物を作るうえで役立つ情報・知識をお届けしています。毎回、一つのテーマについて、具体例を交えながら分かりやすく解説。印刷に関するノウハウが自然と身につきます。同業者から「社員教育に活用しています」との感想もいただくほどで、印刷物の企画、発注に関わる方には特におすすめです。

打ち合わせイメージ

ポイント2雑談ネタにも使える

印刷に関する最新の情報をご紹介。業界の動向など堅苦しいものではなく、印刷に関する身近な話題や、ちょっと変わった商品など、雑談としても活用できる情報がほとんどです。

売り込みなしイメージ

ポイント3売り込みなしで安心

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おはようございます。
アイカの井上賢治です。

最近、Zoomを使う機会がとにかく増えました。

商談についても、対面よりもZoomが主流。
社内のミーティングも、ほとんどをZoomに切り替えました。

在宅勤務も多いため、自宅のオンライン環境を整備。
外付けのカメラ、マイクも購入。
これで映像、音声とも、相手の方にクリアに届くはず。

そして美白ライトも購入。
やっぱりパッと見の印象も大切ですよね。

部屋がYouTuberのようになってきました。笑

それでは、今回のメインテーマにいきましょう!

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■大切な商品だからこそ
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先日、近所で見かけた親子連れ。

女の子が、大きな箱を大切そうに抱きかかえています。
なんだかとっても嬉しそう。

「ハッピーバースデイ トゥ ユー♪」
どうやら誕生日のようですね。

プレゼントであろうおもちゃのパッケージを
ギュ~っと抱きしめていました。

とっても微笑ましい光景です。

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表面加工という付加価値
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おもちゃに限らず、市販されている商品の
印刷パッケージに共通している加工。

それが「表面加工」です。

表面加工の目的はさまざまですが、
主に以下の効果が期待できます。

・印刷面の保護
・耐久性の向上
・光沢感アップ

この表面加工、カタログやパンフレットの表紙としても
活用されています。

ここでは代表的な3つをご紹介します。

(1)OPニス

透明な油性溶剤を、印刷物の表面に塗り
コーティングする手法。

加工と表現していますが、実際は印刷工程の一部。
印刷した絵柄の上に、透明なインキを重ね塗りするイメージです。

印刷面の保護が一番の目的。
光沢感もアップしますが、印象としてはわずか。
OPニスをしていないものと比べれば分かるといった程度です。

(2)プレスコート

印刷面の表面に樹脂をコーティングし、
熱をかけ、ローラーでプレスする手法。

乾燥させた後に金属板を圧着させることで鏡面が転写され、
より平滑で美しい光沢が得られるのが特徴。

OPニスよりも光沢感、耐摩性とも大きくアップします。

(3)PP加工

印刷物の表面にポリプロピレンフィルムを貼り、
コーティングする手法。

プレスコート同様、光沢感はOPニスよりも大幅アップ。
フィルムを貼っているので破れにくく、
耐久性も飛躍的に向上します。

耐水性もあり、表面についた水滴を弾いてくれるのも
嬉しい特徴です。

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表面加工選びのポイント
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3つの代表的な表面加工。
コストの高い順に並べると、次のようになります。

(3)→(2)→(1)

冒頭で、表面加工の主な効果を3つピックアップしました。
この中のどれを求めるのか。
やはり目的や用途によって、使い分けを考えましょう。

耐久性を求めるならば、PP加工がおすすめです。

写真集や映画のパンフレット。
思い出として長期間残してほしい冊子には、
たいていこの加工が施されています。

一年に1回発行している総合カタログ、
何度でも開いてほしい商品カタログであれば、
やはりPP加工が最適。

以前、業務用の食材、調理器具等が掲載された
カタログを制作する機会がありました。

ユーザーが飲食店の方であれば、
手が濡れたままカタログを手にする可能性もありますよね。

そんな時にもPP加工はその効果を発揮します。

光沢感だけを求めるならばプレスコートがおすすめ。
PP加工よりも安価で、十分な光沢が得られるため、
ファッション誌などにもよく使用されています。

毎月、あるいは年4回程度発行のカタログであれば、
これで十分です。

ポリプロピレンフィルムを貼るPP加工と違って、
脱プラに貢献できるのもポイント。
環境に優しい加工方法と言えます。

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大切なのは印刷物ではなく・・・・・・
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ところで、こんな経験はありませんでしょうか。

・長時間、本を読んでいたら指先が汚れてしまった。

・印刷されたポイントカードを財布に入れていたところ、
 財布の中が汚れてしまった。

印刷用のインキ。
どれだけ乾いていたとしても、長時間触れていたり、
こすり合わせることによって、色が移ってしまうことがあります。

おもちゃのパッケージも、もし表面加工がされていなければ、
ギュ~っと抱きしめた際に、
洋服に色が移ってしまう可能性もあるのです。

お気に入りの洋服が汚れてしまう。
そんなことになったらショックですよね。

例えば、洋服についているブランドロゴが印刷されたタグ。
これもOPニスでコーティングするなど、
色が移らない対策が必ず施されています。

購入された商品とともに、パンフレットを袋に入れる。
商品を発送する際にカタログを同梱する。
このようなケースもあると思います。

印刷面の保護。
これは、なにも印刷物自体を保護するだけが目的ではありません。
印刷物に接する相手に、色を移さない配慮でもあるのです。

お客さまに購入していただいた大切な商品。
簡易包装が叫ばれる今だからこそ、
色移りなどないよう印刷物にも心を配りたいものです。

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■お知らせ
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◎出展情報

「マーケティング・販促サミット 2021 Spring」に出展します。
・主催:合同会社DMM.com
・会期:2021年5月12日(水)~14日(金)

オンライン開催の展示会です。
インターネット環境さえあれば、どこからでも参加できます。

▼来場登録はこちらから
https://showbooth.dmm.com/schedule/marketing/

本日、4/19(月)から商談予約の受付が開始。
商談予約をいただいた方には、
もれなく用紙のサンプル集をプレゼントします。

今回、当社ブースでは、話題の「抗菌ニス」もご紹介。

最近、最も問い合わせの多い表面加工が
実はこの「抗菌ニス」。

衛生環境への関心が高まる中、
印刷物でも清潔・安全をご提案いたします。

資料を無料でダウンロードできます。
商談なし、ブースをご覧いただくだけでももちろんOKです。
ぜひ当社ブースにお立ち寄りください。

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■編集後記
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普段、ほとんど漫画は読まないのですが、
最近、唯一楽しみにしている漫画があります。
それがこちら。

「刷ったもんだ!」
https://morning.kodansha.co.jp/c/suttamonda.html

かつて「西中の白虎」と恐れられた元ヤンが、印刷会社で働くお話。

「入稿データの確認は紙を重ねてパタパタすると見やすい」など、
知らなくても生きていけるけど、知っていると得した気分になれる
印刷業界の「あるある」がちりばめられています。

リッチブラック、特色、カンプ、ヤレ紙といった
印刷業界ではおなじみの用語も飛び交う部内。

主人公は、持ち前の強気な性格から、
ついつい仕事を一人で背負いがち。

時には鋭いまなざしで「ガン」をつけてしまうため、
意図せず周囲の人を恐れさせることも。

印刷会社の悪戦苦闘ぶりが楽しく描かれています。
私たちの普段の仕事ぶりが垣間見えるかもしれません。

このメルマガに返信すると、そのまま井上だけにメールが届きます。
感想やご質問など、お気軽にご返信ください。

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おはようございます。
アイカの井上賢治です。

2021年も、今日を入れてあと12日となりました。

毎年、年末は印刷物の注文が集中します。
この時期らしい忙しさ!

ではあるのですが、何かが違う・・・・・・

昨年から働き方がどんどん変化しています。

今は、打ち合わせのほとんどがオンライン。
週2~3日の在宅勤務も継続。
そのため、移動時間がゼロという日も珍しくありません。

移動時間がないって大きいですね。

業務量は多いのに、身体的にバタバタすることがない。
それによって過去の忙しさの記憶とは、
感覚的な違いが生じているのです。

身体的には落ち着いていても、頭と手は働き続けています。
以前より、集中できる環境も作りやすくなりました。

うん、この心地よさ。
忙しさの感覚が変化したみたいです。

それでは、今回のメインテーマにいきましょう!

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■裏が透けて見える!?
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カタログや冊子の注文をいただく際、
次のような要望をいただくことがあります。

「裏が透けない紙にしたい」

裏面の文字や写真が透けてしまうと、
読みにくくなるのではないか。

それを心配してのことでしょう。
その気持ちはよく分かります。

気持ちは理解できるのですが、
今回はあえて言わせていただきます。

「紙は透けるもの」なんです。

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厚さでは解決できない
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カタログや冊子の印刷では、
コート紙やマットコート紙、上質紙など
さまざまな用紙が使用されます。

中でも、55kg~135kgまでの連量から
選択されることがほとんど。

絵柄にもよりますが、例え最も厚い135kgを選んだとしても、
透けてしまうことに変わりはありません。

厚手のカタログや冊子の場合、
表紙に180kgや220kgの紙が使用されることもありますが、
それでも同様。

厚みが増すことで、ある程度の軽減は図れますが、
透かして見れば、やはり裏面は見えてしまいます。

そうなんです。
「紙は透けるもの」なんです。

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印刷物の目的を考える
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ところで皆さん、会社の備品はどちらで購入していますか。
通販を利用されている方もきっと多いと思います。

オフィスの中に、事務用品・オフィス用品のカタログが
一冊くらいはあるのではないでしょうか。

これらのカタログ。
その多くは、本文が55kgよりさらに薄い紙を使用しています。

おそらく裏面が透けて見えているはず。
果たして気になるでしょうか!?

事務用品・オフィス用品のカタログの目的は、
大きく次の2点でしょう。

・必要な商品が見つけられる
・必要なときにすぐに注文ができる

裏面が透けていることで、商品が判別できない、
注文番号や金額が読み取れない、
このようなことがあれば大きな問題です。

一方、商品の判別ができ、注文がスムーズにできるならば
このカタログは、目的を果たしていると言えるでしょう。

そうです。
考えるべきは、その印刷物の目的なんです。

もちろん、印刷物の目的によっては、
裏面が透けてはダメなケースもあります。

例えば、スクラッチカード。
透かして見ると「当たり」「ハズレ」が分かるようでは
まずいですよね。

そういう場合は、決して透けない紙を選択すべき。

しかし、そうした特別な事情がない限り、
裏が透けることを、過度に気にする必要はないのです。

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使う人の立場になって
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まずは目的を果たすこと。
その上でさらに用紙を検討するポイントは
「利便性」と「イメージ」です。

先ほど一例として挙げた「事務用品・オフィス用品カタログ」
当社の事務所にもありました。

そのページ数は1,200ページ以上。
手にしただけでも結構ズッシリときます。

このカタログ、裏面の透け感を軽減しようと
仮に本文を90kgの紙にしたらどうなるか。

カタログの総重量は、なんと4kgを超えてしまいます。
ありえないですよね。
備品を購入する前に筋肉痛になってしまいます。笑

問題は重さだけではありません。
一般的に紙の厚さが増せば、コシも強くなります。

「うどんのコシ」と同じ「コシ」です。

コシが強くなるとページがめくりづらくなります。
せっかく目的のページを開いても、手を離したら
カタログが閉じてしまったなんてことも。

ページがめくりやすい。
目的のページを開いたままにできる。

紙が薄いことが「利便性」を向上させることにも
つながっているのです。

さらに、掲載されている中身と紙のイメージを合わせることも
ポイントの一つ。

新聞の折込チラシを見ると分かりやすいかもしれません。

マンションや高級車のチラシは厚手の紙が使用されることが多く、
スーパーの特売チラシであれば、薄い紙がほとんど。

これが逆だとちょっと違和感がありますよね。

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それでも気になるときは
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それでも裏面が透けるのを軽減したい。
そんなときは「書籍用紙」を使用してみるのも一つ。

「書籍用紙」とは、名前のとおり
書籍の本文を印刷するための紙です。

書籍用紙には以下のような特徴があります。
・厚みがあるのに軽い
・色(クリーム色)がついているものがある

これによって、比較的「透けにくい」紙になっています。
ビジネス書などをご覧いただくと実感できるはずです。

ただし、裏面が透けることを完全に無くすものではありません。

「紙は透けるもの」
これだけは押さえておいてください。

印刷物を発注する立場であれば、気ががりなのも当然。
心配なときは、お気軽にご相談くださいね。

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■お知らせ
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◎年末年始休業のお知らせ

「アイカTOKYO.net」の年末年始の休業は
以下の日程となっております。

■休業期間:2021年12月28日(火)~2022年1月4日(火)

2022年1月5日(水)午前9時から平常通り営業いたします。

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■編集後記
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今年最後のメルマガですが、いかがでしたでしょうか。

思えば、メルマガを始めたのが今年の2月。
個人的には、2021年の中でも大きな出来事の一つでした。

「ネタに困りませんか」と聞かれることもありますが、
いまのところ大丈夫。笑

むしろ、メルマガを始めたことによって、
何気ない日常の出来事にも意識が向くようになりました。

日々、何らかの新しい発見があります。

なによりも、このメルマガを通じて多くの方と
つながりを持てたことが、かけがえのない財産。

直接お会いすることがなくても、
感想やメッセージを送っていただける。

これが私にとって力となり、大きな喜びとなりました。

2022年も、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
皆さま、よいお年をお迎えください!

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このメルマガが役に立つと感じていただけましたら、
お知り合いにご紹介いただけますと幸いです。

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執筆者プロフィール

井上賢治(いのうえけんじ)
株式会社アイカ 東京本社 営業本部長
アイカTOKYO.net運営責任者

略歴

1974年生まれ。宮城県出身。大学卒業後、大手製紙メーカーグループの印刷会社に勤務。入社3年目で営業成績1位を獲得。翌年にはその経験を生かし、印刷の新会社立ち上げに参画。出版物の制作や大手企業のセールスプロモーションなど、数多くの印刷物を手がける。2005年に株式会社アイカに入社。2014年から東京支社支社長を務め、2019年の東京本社化を機に営業本部長に就任。 2020年、印刷のウェブ相談窓口「アイカTOKYO.net」を開設。ネット印刷に対する不安や物足りなさを解消し、お客さまの声をダイレクトに印刷物に反映させることを使命としている。印刷物を作るうえで役立つ情報・知識を中心に「アイカTOKYO.netメルマガ」を配信中。

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