無線綴じ
無線綴じは、表紙と本文を糊で接着することによって綴じる製本方法です。ページ順にならんだ本文を糊で固め、表紙でくるみ仕上げます。
特長
- 100ページを超える厚手の冊子も綴じることができる
- 丈夫で保管性に優れる
- 表紙に背ができるため、棚に収納しやすく見つけやすい
用途
商品カタログ、通販カタログ、ムック本など
Point
無線綴じと同じように、糊で接着する製本方法として「アジロ綴じ」があります。無線綴じとアジロ綴じは、見た目にはほとんど差がありません。本文が一枚一枚切り離された状態か、つながった状態かの違いです。ページ数や紙厚によって適性が変わります。
中綴じ
中綴じは、二つ折りされた状態の紙を重ね、中央部分を針金(ホチキス)で綴じる製本方法です。通常、針金は2か所に入ります。
特長
- 少ないページ(8ページから)綴じることができる
- のど(綴じ側)までしっかり開く
- 無線綴じよりも低コスト
用途
製品パンフレット、情報誌、イベントガイドなど
Point
二つ折りされた状態の紙を重ねて綴じるため、ページ数は「4」の倍数になります。針金部分が傷みやすく、長期的な使用には適しません。
スクラム製本
二つ折りされた状態の紙を重ねることで冊子状にする製本方法。中綴じの針金がない状態です。「綴じなし製本」など複数の呼び方が存在します。
特長
- 針金を使用しないので安全
- シュレッダーにもそのまま入れられ、廃棄が容易
- 6ページや10ページなど、2ページ単位で作成できる
用途
会報誌、広報誌、ニュースレターなど
Point
針金がないことから、幼稚園や保育園、介護施設などで使用する際のけがのリスクが軽減できる。医療現場や飲食店での異物混入回避にも効果的。綴じられていないため、取り扱いによってはバラバラになってしまうことも。特に、ページ数の多いものには適しません。
上製本や糊綴じ、その他の製本方法にも対応しています。
詳しくは、スタッフにお問い合わせください。
大量ページ冊子印刷なら小ロットにも対応
以下の条件に当てはまるものは、小ロットでもお得です。
- A4、B4、B5サイズ限定
- 100ページ以上の無線綴じ(またはアジロ綴じ)
- フルカラー印刷
記念誌や年鑑、テキストなど、背幅最大55mmまで対応。
表面加工や見返し、その他オプションも承ります。